2/22(木)第5回がんリテセミナーに登壇しました
理事を務める一般社団法人がんと働く応援団として、第5回がんリテセミナー「離職を防ぐ!明日からできるがん両立支援」にご協力させていただく機会をいただきました。
プログラム企画開発、講話準備、書き込みシートやグループワーク準備を担当し、当日は講座全体の司会を務めるほか、講師として登壇もいたしました。
当日は主催の対がん協会様のご挨拶をいただいた後、対がん協会様のコンテンツ「がんリテ診断」についてのお話をいただきスタート。産業医の北里大学武藤剛先生に「産業医が伝えたい、社員が辞めない企業がしている両立支援の工夫」のご講話をいただき、続いて私から「産業医が伝えたい、社員が辞めない企業がしている両立支援の工夫」についての講話をさせていただき、前半の後援部分は主に講義形式で進めました。
休憩をはさみ後半部分は対話についてのワークを中心に行いました。ロールプレイについての説明、対話についてのレクチャーーをさせていただいた後に、実際にグループで話し手(がんが見つかった社員)と聴き手(企業人事)、オブザーバー(観察者)に分かれ、実際のケースを基にしたロープレ事例を用いて、がんについての対話を体験いただきました。ロープレ後はグループ内で気づきや感想、ご意見のシェア。前半からの引き続きのグループにはGHOのファシリテーターが入り、心理的安全性に配慮して行われました。皆様の熱意、集中の素晴らしかったこと! 各グループでキャリア形成、がん治療と仕事の両立、組織や社会へのこれからのアプローチ、などなど大変幅広いディスカッションが展開されていました。
回遊しながら、武藤先生が一言「これはロープレ後に皆で振り返りましょう」。もちろん私も同感。これはこちらでまとめて解説するよりも皆さんの言葉で振り返り、その後の解説が良いですね、とクイックに打合せ。皆さんの全体共有、私からのポイント解説に加え、武藤先生がケースの解説までくださいました。
今回のセミナーではいくつかの書き込みシートを準備して、想いや気持ちを言葉にして持ち帰ることを意図して進めました。最後にネクストアクションのシートを記載いただき、全体発表をして終了となりました。
最後まで皆さんの熱気は冷めないまま。写真撮影もなかなか集まれないくらい(笑)ご挨拶や交流もされていました。
当日は冷たい雨の降るあいにくの天気だったのですが、多くの方がご参加くださいました。
対がん協会様にはプログラム準備や当日の運営に加え、日経新聞に掲載いただくなど、多くの方にセミナーをお知らせいただきました。また、武藤先生とこうした機会にご一緒するのは2回目だったのですが、今回も豊富な実例と知見を基にしたご講話、ケース解説、ノウハウのご提供をいただきました。ご参加くださった方々も、終始熱心にご受講くださり、グループワークは最高の盛り上がりでした。そして、GHOの熟練ファシリテーターの皆様、心理的安全性の中で交わされるアサーティブな意見交換の場、大変素晴らしかったです。
関わってくださった皆様、本当にありがとうございました!